特別展 医は仁術

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第三章 医は仁術~和魂漢才・和魂洋才の医

平和な江戸時代の中で東西からもたらされた様々な知識と技術の、和魂漢才、和魂洋才、則ち和魂として「医は仁術」が実践された。
他を思いやる「仁」は洋の東西を問わず医の基本であるが、とくに日本では「和」を尊び、気配り、気遣い、思いやりが社会、文化の根幹としてあり、 仁術としての医は人々が安心に社会生活を営む基本的理念となった。医術も日本独自に発達し、一部の人の知識であった医術知識が様々な形で社会に広がり、 養生のような予防医学的概念も形成された。
中国からもたらされた人痘、西洋からもたらされた牛痘は、その効用が認められるとすぐに幕府も率先して普及に努めた。 それは漢方、蘭方を問わない医師の仁の心と、養生のように誰もが少なからず医の知識を持つ社会体制があったからである。 医師らの仁の心と、市井の人々の養生の精神が日本の医の源流であろう。

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